こんにちわ、管理人です。
ラグビーを止めるな2020のプロジェクトが始まり10日程が経過しました。本サイトも含め、プロジェクトに賛同する方による情報まとめサイトの登場やインフルエンサーとなる方も居られ、プロジェクトの自発的前進はまだ継続しているのではないでしょうか。
アピール動画をアップする選手、関係者の方も増え、徐々に全体の情報量が増えてきたように思えます。ただ、アピール動画をあげる人が多いのは良い事ですが、アピール者は動画を撮って、ポジション・身体データ、所属を入れればそれで完了、アピールになるのでしょうか。この期間で感じた疑問点と提案を書いてゆきたいと思います。
投稿者の意図と評価者の視点
単刀直入に表現すると、現在アップされているアピール動画は個人的にはまだまだブラッシュアップが必要なものが大半だと感じています。
じゃあ動画をあげた事は意味はないのでしょうか?実際に有能なラグビー選手を探す学校関係者やスカウトの方々は、動画のプレーを見て、本当に目を止めてくれるのでしょうか?。答えはYESです。アピールは意味を持っています。ただし、それはあくまでも”スカウトの目線で気になるプレー”を動画で見せられた場合に限ります。
他の方がtwitterでもつぶやかれているように、見た目が派手な「華麗なステップ」や「刺さるタックル」、「見事なパス回し」を見て欲しいアピール者に対し、評価者は、それ以外に多くの大切なポイントを見ています。例えば、元日本代表の真壁伸弥さん(ラグビー真壁伸弥 @マカベリアン)も下記のようなツイートをしています。
#ラグビーを止めるな2020
動画のほとんどがタックルで倒れた瞬間や、タックルにいった瞬間に映像が切り替わる。その後がほしい。— ラグビー 真壁伸弥 (@makaberian) May 15, 2020
刺さるタックルも勿論良いアピールですが、その前のポジション取り、タックル後のリロードスピード、ポジション取りなどもスカウトさんには重要なチェックポイントであり、また当然プレーに関しても重要なスキルポイントでありアピールポイントになるわけです。ですが、現在あげられている動画は、ほとんどが目立つプレーの直前後のみを切り取った動画で作られています。
そんなこと言っても、ご存じのようにTwitterであげられる動画はとても短い、限られた秒数でしかありません。目立つプレーを優先するのは当然です。まずは目に留めて欲しいし、自分でもアピールする場合はそうすると思います。ただその結果、アピールする者と評価する者との意図と視点に大きな開きが起き、素晴らしい企画と本人・協力者の努力で作ったものが真のアピールには結果的に足りない動画となってしまう。これはとても勿体ない事です。このプロジェクトを進める上では要改善な課題と感じます。
”評価者の視点”を知りたい!
この課題の改善にとって一番のポイントは実はシンプルではないでしょうか。それは、
『評価者にとっても、より魅力的で価値のある動画がアップできること』
です。では、どうすればそのような動画が作れるのでしょうか。それもシンプルだと考えます。単純に
『評価者が基準を示せばよい』
と考えています。もっと広げます。
『評価する方はどんな視点や基準で選手を評価しているのか』
もしくは、
『評価された方は、ご自身の何を評価されて、ステップアップできたのか』
この点を多くの方に、多くの事例を出して知って頂く事ではないでしょうか。正直、目立つプレーをアップする以外、漠然とどのようなプレー動画を作ればよいかは現在誰も判りません。また、評価者の視点や考え方によって、もちろん「良いプレー」の基準は変わってくるでしょう。
賛同者が示せる道
- 高校時代にコーチに評価され、次のステップの進路へ進むことのできた選手
- 大学時代にコーチに評価され、大学でポジションを勝ち取った選手
- 大学時代にスカウトさんから評価され、次のステップの進路へ進むことのできた選手
- トップリーグ等で活躍している選手
- トップリーグや代表として活躍し、現役を終えた方
- 高校・大学コーチ・顧問の方
- 社会人採用担当・スカウトマンの方