ブログメディア「The future of Rugby」開設のご挨拶

  3:コラム

はじめまして。管理人です。

このサイトでは、主に”未来のラガーマンの為に”をコンセプトに、個人の主観も混ぜながら情報発信を行ってゆこうと考えています。稚拙な内容も多々あるかとは存じますが、これから温かく見守って頂ければと存じます。

新型コロナウイルスが奪ったもの

2015年の”ブライトンの奇跡”から、TBS「ノーサイドゲーム」、2019ラグビーワールドカップの成功など様々な輝かしい結果で盛り上がった日本ラグビー界。何度も消えかけたラグビー熱をこれらが一気に再燃させたことで、きっとラグビー界も良い方向に向かうんだろうなと思い始めた2019年秋。そんな漠然とした希望は、新型コロナウイルスがいとも簡単に奪い去ってゆきました。

政府による緊急事態宣言をはじめ、感染者拡大防止の為、世の中のあらゆる活動は自粛を余儀なくされ、ラグビーを含むすべてのスポーツが楽しめない状況となり、まさに今、火が着きかけたラグビー熱が冷めてしまう危機に直面しています。

また、ほかのスポーツも同様ですが、大学3、4年生、高校3年生、中学3年生、小学6年生は、「今年」と言う時間が人生に大きくかかわる非常に大切な時期であるのに、夢を叶える努力が報われないかもしれない、実力を試す機会すら無いかもしれない。そんな恐怖と闘いながら、日々できる限りの努力をしているのではないでしょうか。

さらに、ラグビー競技人口の衰退から大きな問題となっている”中学生のラグビー受け皿が無い”問題や”高校ラグビーの強豪校へのプレイヤー偏り”なども、良い方向へ行くこともなく、このままでは確実に衰退の一途を歩んでしまいかねません。

私はラグビーが大好きです。ラグビーの持つ精神性が大好きです。ラグビーが好きな人すべてが大好きです。そして、ラグビー選手の夢を持つ子供達に、少しでも長く、その夢を形を変えながらでも持ち続けて欲しいと望んでいました。

#ラグビーを止めるな2020 プロジェクト

ただそう思いつつも、自分は小市民だから、何も実績がないから、そんな時間もないからと何もアクションしない日々を過ごしていました。そんな中、目にした記事が元ラグビー日本代表・野澤武史さんの

『#ラグビーを止めるな2020 プロジェクト』

でした。

このプロジェクトはとても素晴らしい。コロナウイルスによる自粛により日本中のラグビープレイヤーには、今アピールの機会がほとんどありません。また、リクルーターさんをはじめ、人材発掘をしている方々も結局、見れる時間や人数は限られてしまいます。そんな選手の姿を少しでも伝えられる場、機会を提供できる点で、このプロジェクトはとても意義があると感じます。

そして、このプロジェクトは更に素晴らしい点があります。それは、『凄いプレー』『かっこいいプレー』『参考になるプレー』として、いわばその選手の『プレーハイライト』が多くの人の目に映るようになるという事です。また、撮影者自身も何が魅力的なプレーなのか、どんなプレーがカッコいいと感じるかについて多く考える良い機会ともなります。

日本中のラガーマンのかっこいいプレーを、夢を持つ選手がアピールすればするほど、沢山見ることができるようになる。沢山あれば、その中に魅力を見出す人々も自然に増えてゆく。これは、優秀な人材発掘と、ラグビー競技の魅力を伝える機会の創出の両方を、しかもアピールを多くしたい選手や周囲の協力者の『自発的活動』で広めることができる。これはすごい事です。

このプロジェクトの記事をきっかけに、私はこのサイトを立ち上げることに致しました。

情報の流れを絶やさないために

ラグビーをより普及・発展させるために必要な点は、私は『情報量』だと考えています。昨年のRWC2019の際は、主要メディアの盛り上がりもあり世の中にラグビーに関する情報量が急増、普段興味がわかなかった人々にもラグビーの魅力の一端が伝わりました。しかし主要メディアは取り上げてくれる時期は限られており、状況が異なるとはいえ、RWC2015の時のように縮小していってしまいます。

だからこそ、末端の私たちのような者が例え小さな力でも行使して、少しでも情報量をふやし、燃え上がった火を少しでも保ち、育ててゆくことが大切だと思います。

また、あげられたSNS上でも指摘がありますが、このプロジェクトはスタートしたばかりで、まだまだ分からない点が多くあります。例えば、

・本来リクルーターが見たいポイントがどんなものなのかを具体的に示せていない。

・アピールのその先を具体的に示せていない

・SNSの性質上、データがまとまっていない

などがあるのではないでしょうか。

上記のような問題点をある程度補填するのが、私たちのようなプロジェクトの周囲にあるサテライトサイトの役割だと思っています。またプロジェクトを円滑に進めるには、情報の流れをそろえることが絶対に必要です。(もちろん、公式にはすでに進めておられるのだろうと思いますが(汗)

そこで、このサイトでは『#ラグビーを止めるな2020 プロジェクト』に関しての情報のまとめと、

その他ラグビーに関する情報発信を行ってゆこうと思います。

今後とも、サイト『The future of Rugby』を宜しくお願い致します。

2020.05.17 サイト The future of Rugby 管理人

 

 

 

LEAVE A COMMENT